三蔵一行との旅の必需品です!! わかる!ゲームをクリアしても正直、分からないことだらけででもこの一冊で随分、分かりました。コンボ方法など、なかなか自分で編み出せない方にはとてもいい一冊となっております。4つ星はなのは、ちょっと見にくいところですかね。攻略本か片手にやるにはちょっと見にくいです。
「最遊記相関図」も深読みな内容。(例 三蔵×悟浄 タイトル:「不器用な強さと優しさの狭間で・・・」なるほどって感じでしょう?/笑)「〜ストーリーを深読みする〜」と銘打っいるだけあって、深読み好きのファンにはお勧めしたいです。
六道との決着が着く巻。悟空に三蔵と出逢う前の記憶がないことが初めてわかります。500年もたったひとりで岩牢に閉じ込められていたら、心の傷になって当たり前ですよね。幼い子どもなら、なおさら。そこから自分を救い出してくれた三蔵のことを、悟空はとても大切に思っているのです。 ちなみに、彼が500年もの間幽閉される原因となった事件については、『最遊記外伝』で詳しく描かれています(まだ途中ですが)。 この最遊記という作品には、私が今まで目にしてきたものとは全く違う考え方がたくさん登場します。たとえば、『自分の為に戦い、自分の為だけに死ぬ』という三蔵の言葉。これはよく聞く『大切な人のために戦って死ぬ』という今までのヒーロー達とは全く違います。これだけ聞くとただの自己中な奴だと思いますが、この作品を読めば意味がよくわかると思います。私はこれで最遊記にはまりました。こういう考え方もあるんだと納得してしまいました。 こんな坊主、この世に一人くらいいったていいじゃん。最初、最遊記を見かけたのは、確か映画の予告編だった。「最近のアニメって、こんなのかよ。。。」と思ってそれで終わり。それからしばらく経って、古本屋でこれの一巻目を見かけ、立ち読みして「!!!」一発ではまってしまった。
「西遊記」からのシナリオの抽出、伏線の張り方、そして最大の魅力がキャラの動かし方、利かせかた、そしてキャラの過去に隠された翳の作り方。読み切るのが惜しくて少しづつ読んでいく自分がおかしかった。
特に「玄奘三蔵」の過去を扱ったこの巻をみて、逆に「わ、この人やっぱり偉い坊さん」だ。と思ってしまった。これは皮肉でもなんでもない。ここまで「空」を悟れた人間というのも逆に中々いない。
もし、こんな人が実際にいたら。。。私個人としては同じく無茶苦茶なことをした一休禅師(とんちの一休さんのこと。実際の歴史上ではかなりなこと(汗)をやっている。)と一回対談してほしい。 今の最遊記が確立されたのが、この刊では・・・ストーリー:自分の身代わりに朱泱に倒された三蔵の血を見た瞬間、悟空の妖力制御装置がはずれて、斎天大聖孫悟空の姿に。力が暴走し始めた悟空は朱泱だけならず、悟浄や八戒にまで牙をむく・・・。この刊から最遊記独特の空気感がはっきりと固まった感じがします。
壮絶に暗い過去を抱えて、決して腹のそこから笑って生きてる訳ではないけども、意地でも己は貫き通す主人公達が格好いいです。